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管楽器奏法
05/01/03

管楽器奏法

「立ち方」
全ては立ち方から始まる。
足は肩幅、平行(これについてはまだ検証中)
肩幅に開くことによって、広すぎず、狭すぎない支えを得る。
平行に足を並べると、喉が落ちやすい。

基本的には「見た目」が美しければ良い。
形から入ることが重要。
美しい姿勢を維持すれば、自然と体が良い鳴らし方を教えてくれる。
決して小手先に走って、姿勢を崩さないこと
支えと姿勢は共存する。

「支え」
初心者は見てもわからないが、熟練者ならば見ればわかる。
立ったとき、「支え」がどこにあるか。
「呼吸筋の交差点」に支えを感じるのが無難だと思う。
支えが姿勢を正してくれる。

俺の秘伝は、「足の指」で支えを感じる。
最も深い支えを手に入れることができる。
「足の指を開かないから、まともに音が鳴らないんだよ。」

「舌の位置」
基本は舌の歯裏に楽に付く。
立ったとき、支えを深く感じたとき、
必ず「舌先は下を向く」。

「口の閉じ方」
胸声のヴォイジング、咬筋の意識をする。
上唇と下唇の交点から、咬筋に向かって筋肉を引く。
×唇を横に引く
これに加え胸声を意識していれば、自然に「タニ(アゴの張り)」ができる。

「呼吸法」
深い支えを保ったまま深く吸う。
吸った後は「口の閉じ方」の閉じ方になるようにする。
要するに、胸声と咬筋を意識して吸う。深く吸う。
そしてゆっくり、沢山吸う。
振り子のように、リズムをもって、吸う、吐く
振り子が崩れるほどには沢山吸わない。
深い支えを保ち、沢山吸うことで、体が拡張されていく。

息を吐く。深い支えを保ったまま吐く。
吸った反動で自然に出る。
×息を吹く
常に歌う息で楽器を鳴らす。
すぐに音にならなくても焦らない。
歌う息が、楽器を鳴らすのを待つ。
おちついて、深く吸い、深く吐く。


姿勢について、アゴの引きについて、深い支えについて


鎖骨中央のくぼみ軟口蓋首後ろの骨(うなじ)
同時に、「無理なく」響かせる。
そのポイントが意識される姿勢を取る。
自然に支えは深くなる、アゴを軽く引きたくなる。
勝手に響いてくれる。体を鍛えてくれる。

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